例会に向けて:その2 脱オタ

 その2です。化物語を流しながら書いています。ガハラさんになら蹴られてもいいレベルです。さて、ここ数日、ようやく会長がTwitterで12日(土)に開催される例会の宣伝をはじめています。例えばこのような感じです。

【拡散希望】合言葉は「オタクmeetsファッション」☆ 司会のオレは一体どんな服装で参加すべきか、マジで悩むぜ! コンテンツ文化史学会2011年第2回例会「コンテンツとファッション-装いの文化史をめぐって-」のお知らせ #jachs http://bit.ly/oOpX1v
http://twitter.com/#!/yoshidamasataka/status/132665728259198976

 分かりますか?このオタクの微妙な心情。その昔、東大時代の吉田会長のデスクに、私はよく遊びに行っていました。今は亡き、オフィスのような某部屋です。今でも、あのビルの2階にある店でカレーをたまに食べます。先日はカレー素麺を食べましたよ。話がそれましたが、その際、適当に本棚に置いてある研究書や漫画をぺらぺらめくって読んでおりまして、その中にこのような1冊がありました。その名も『脱オタクファッションガイド』。そう。オタクとファッションというのは延長線上にも同じ領域にもあるのではなく、オタクから脱しないとたどり着けないという認識が持たれるのです。『げんしけん』で服屋に入るだけでドキドキしてしまう斑目の気持ちも同じです!あの時の『アフタヌーン』を読んで、大きく頷いた人々は友達です。私たちの学会でファッションを取り上げることの違和感は、あの時の斑目に濃縮されていると言っても良いぐらいです。

 しかし、冷静になりましょう。ファッション研究は素人の私ですが、少しは勉強をしようと遠藤英樹さんの『現代文化論』を手に取りました。そこに書かれていることを要約すると「ファッションは記号である」、そして「「大きな物語」の崩壊以後、ファッションは多様化している」の2点でしょうか。つまり、オタクである会長が、今度の例会でどのような格好をしてこようとも、そこに記号的な意味を見出せば良いのです。ネルシャツをズボンの中にピッチリ入れてきたら、それはそれで見守ってあげましょう。それもファッションです。会長のために付記しておくとネルシャツを装備したり、ズボンにシャツを入れた会長を見たことはありません。個人的な要望を書くと、紋付き袴ぐらいで来てください。会長。

 さて、本学会は「コンテンツ」を掲げつつも、「文化史」も冠している学会です。時や場所が変わればファッションの意味づけも大きく変わる。そのことは自明でありながらも、精査していく必要性は大きく存在します。また、同時に前述のようにポストモダンにおいてファッションの多様性を見出すことが出来るのであれば、近代化の過程で見出せるものは何か。そのようなことについて、聞いている我々に考える手掛かりを与えてくれると思われるのが一人目の発表者である青木淳子さんの「近代皇族ファッションのイメージ―軍服とドレス」でしょう。

 というところで、終わります。続きはその3です。まだ、何も考えていません。

脱オタクファッションガイド

現代文化論: 社会理論で読み解くポップカルチャー

げんしけん(1) (アフタヌーンKC (1144))

化物語 ひたぎクラブ 【通常版】 [DVD]

例会に向けて:その1 ファッションを考える

さて、久しぶりの更新です。以前の更新日付が夏コミ後ですので、季節がめぐり過ぎております。あっという間に第2回例会、そして今年の大会が近付いてまいりました。今年、私は例会および大会のコーディネートを務めているため、まずは近付いてきた例会について少し文章を書こうと思い立ったわけです。今日はまんがの日だから、と買ってきたSKET DANCEの新刊を脇に置いてください。そう、ヒメコの話は後にしましょう。私はもう読みましたが。

今度の例会のタイトルは「コンテンツとファッション-装いの文化史をめぐって-」です。コンテンツ文化史学会がファッションを!?と違和感を覚える方は多いでしょう。いつぞやの委員会で会長が「玉井くん、次はファッションだね」と言いだした時には私もそう思いました。世間からはオタクな学会と見られていることは、何となく自覚していますし、委員の多くがオタクであることも間違いないでしょう。念のため付記しておくとオタクでない人もいますが、概ねオタクです。しかし、学術団体であることも事実です。実は委員会では、あまりオタクな話はしませんし、結構、悩みながら色々と物事を進めています。ですので、ファッションを学術として、そして本学会なりに取り上げてみようではないか、となったわけです。

ここから各発表者へ個別の依頼を進めていくわけですが、それは事務的な話です。ファッションをどう考えるか、この点が我々には大きな課題であることを深く考える必要があります。もちろん発表者のお三方は常に考えられているわけですから、改めて考える必要はないのかもしれません。しかし、私たちにとってファッションとは、服を着る、という無意識化された日常生活の行動の中に無自覚に組み込まれたものである。それが強く認識されます。

当初は、例えば「クール・ジャパン」戦略の中で、アニメやマンガ・ゲームなどのエンターテイメント・コンテンツとともにファッションも取り上げられており、我々の学会が普段、取り上げている分野と学術的にも密接な関係性を見出すことができるのではないかと考えていました。甘い。甘いですね。それはこれから開拓すべき点でした。学会誌5号で山﨑鎮親先生に『「かわいい」の帝国—モードとメディアと女の子たち』の書評を書いていただきましたが、この例会とともに今後も考えていく必要のある分野であることを自覚しました。

というところで「その2」に続きます。多分。

「かわいい」の帝国

SKET DANCE 21 (ジャンプコミックス)

コミケット80お疲れさまでした。

1週間が経ってしまいましたが、コミケット80でのコンテンツ文化史学会のブースにお越しいただきました皆さまありがとうございました。また売り子をお手伝いいただきました三宅陽一郎さん、藤原正仁さん、ありがとうございました。その他、諸々でご助力いただいたサイフォンさんもありがとうございました。売っている人でシンポジウムが開催できるではないか、と誰もが思ったに違いありません…。なお画像は三宅さんが撮影されたものを拝借いたしました。

コミケットの前日に届くという綱渡りな感じで完成した5号ですが、週明けには会員の皆様に向けて発送します。今少しお待ちください。

さて、そうこうしているうちに12月の大会の発表締め切りが近付いてまいりました。会員の皆様のご応募を心よりお待ちしております。盛況な大会になるかは皆様のご応募にかかっております!

論文を読まない:少女文化例会と『ぼくらのよあけ』

あ、っと言う間に7月になりました。皆さまお元気でしょうか。全然更新しないままになっておりますが、水面下ではそれぞれ委員が色々と動いております。発行が遅れております『コンテンツ文化史研究』5号は今月中には皆さまのお手元に届くことかと思います。今回も充実した内容となっております!と編集担当ですので、自分の担当分について述べておきます。

さて、もう先月になってしまいましたが本学会の2011年第1回例会「「少女」の歴史、ときめきの軌跡」が開催されました。114名もの方にお越しいただき、委員ともども喜んでおります。会場にお越しいただきました皆さま、また当日、素晴らしいご発表をいただきました嵯峨景子さん、塚口綾子さん、沼田知加さん、パネルディスカッションでご登壇いただきました植木ルミ子さん、ありがとうございました。女子大で開催し(そして委員全員、入口で止められ)、テーマが少女文化で、登壇者が全員女性という全てにおいて本学会として初めてのことばかりでした。

当日のtwitterの様子は以下をご覧ください。

また4gamer様、ねとらぼ様がニュースとして取り上げてくださいました。ぜひご覧ください。

とここで終わると久しぶりの更新が業務連絡のようになってしまいますので、最近読みました漫画の話でもいたしましょう。『コンテンツ文化史研究』4号にてインタビューをさせていただきました今井哲也さんの新作『ぼくらのよあけ』が先月末に発売されました。

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

表紙を見てもお分かりのようにひと夏のジュブナイル的な内容になっております。描かれるのは2038年の日本を舞台とし、小学生の主人公たちをめぐる近未来SFです。しかし、ここで非常に面白いのが近未来という時間軸的だけを取り上げればこれから先を指向しているのに対して、作品を読む読者としての自分はノスタルジーを志向してしまうことでしょうか。現在を基点とした場合、描かれている時間軸と読者の志向が正反対を示すということです。これを成し得ているのは、前作『ハックス!』でも見られた作者のたぐいまれなる描写能力でしょう。細部に真実が宿るという使い古された言葉を使うまでもなく、未来が描かれながらも小学生の言動や所作といった点は我々が子供のころに通過してきたものです。これらが見事に底流していることによって近未来SFというものがこれほどまでに身近な作品として昇華しえているわけです。

そういえば「少年文化」というのも(研究として)興味深いものかもしれませんね。と少女文化例会の話と無理やり繋げながらおしまいにします。今回は論文を読んでいるわけではないのでタイトルは「論文は読まない」でした。

論文を読む:「わたしはご覧の通りの正統派文学少女なのよ!」

先日、野村美月さんの『“文学少女”と恋する挿話集4』(ファミ通文庫)が発表になり、これで文学少女シリーズも残すところ1巻となってしまいました。思えばこのシリーズも小説を原作とし、漫画やアニメと着実にメディアミックスしていった作品です。自称文学少女の天野遠子と過去に傷を負った井上心葉との織りなす文芸部の物語なわけですが、古今東西の様々な文学作品をモチーフとして物語が構成されており、それゆえか比較的、学術方面からの視線も熱い作品でもあります。

昨年の第2回例会「ライトノベルと文学」でも発表していただいた大島丈志さんも「野村美月『“文学少女”』シリーズ――『銀河鉄道の夜』から飛躍する文学少女」(『ライトノベル研究序説』所収、2009年)を発表されており、特に『銀河鉄道の夜」をモチーフとした『“文学少女”と慟哭の巡礼者』を取り上げています。大島さんはまず「文学少女」とは何かという点から入っていますが、これは非常に面白い。本を食べるという遠子は心葉から「妖怪」と揶揄されたとき、それを否定し「文学少女」と強く訴えます。つまり「文学少女」であることが彼女のアイデンティティの多くを占めていることになります。そのため「本を食べる」という行為自体が明治・大正期に作られた読書などに励む「少女像」を通底としており、また木村カナ氏(「二十一世紀文学少女・覚書」『ユリイカ』2005年11月号)を引用しながら、黒髪ストレート・夢見る少女といった属性が現代まで生き延び、虚像として存在している点も挙げ、定形化された虚像をまといつつも、作品を食べるといった誇張的表現により新鮮さを生み出しているとしています。

さてさて、ネットでも読める論文としては次のものが挙げられます。

渡辺美樹「『嵐が丘』の一翻案 : 『“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)』について」(『論集:異文化としての日本』2009年)
http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/handle/2237/12296

この論文では『“文学少女”と飢え渇く幽霊』を取り上げ、『嵐が丘』をモチーフにした同作品を翻案小説と位置付けています。そして内容的には「色々な点で軽視されがちなキャサリン二世を重視」しているとしています。これは前掲の大島さんの論文でも「多くの要素を類似させながらも、カムパネルラの立場に立って読むという、『銀河鉄道の夜』から飛躍した読み」を行っている点を指摘しており、ある意味で「文学少女」シリーズ全般に通じるものなのかもしれません。

つまり明治・大正期以降、もはや虚像と化した「文学少女像」を誇張的に描くことにより、そして作品としても単に既存の作品をなぞるだけではなく、そこからの飛躍のために視点の変化などを加えているといったところでしょうか。何はともあれ最終巻はどのようになるのでしょうか。楽しみです。

“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

劇場版“文学少女” 初回限定版 [Blu-ray]

論文を読む:「僕と契約して魔法少女になってよ!」

( ◕ ‿‿ ◕ ) コンテンツ文化史学会に登録して会員になってよ!

と書くと会員が減りそうですが、巷の一部で「血だまりスケッチ」と言われて話題の「魔法少女まどか★マギカ」を私も見ております。3話の先輩のパックリコーンが・・・。

さておき、現在、第6話まで放送されておりますが、少し気になるのはこの物語の女の子たちが変身するのは「魔法少女」。で、彼女らが闘う相手が「魔女」。赤髪の子曰く「人間<魔女の使い魔<魔女<魔法少女」といった感じの力の図式化が可能なようですが、そこではたと気付くわけです。「あれ、昔は「魔女っ子」とか言っていなかった?」と。僕の中で「魔女っ子」=「魔法少女」であったわけで、妙齢の魔法使いの女性が魔女で、その少女版が魔女っ子という認識でした。しかし、このアニメでは魔女と魔法少女は完全に区別化されています。誰かこの概念について研究していないだろうかと調べてみたところ、世の中広いものでちゃんと論文がありました。

大橋崇行「〈魔法少女〉の夢–『魔法の天使 クリィミーマミ』と〈キャラ〉言説の問題点」(『昭和文学研究』60号、2010年)

この論文では「クリィミーマミ」を素材として当該期のアニメ雑誌の投稿やインタビューなどを分析しています。そこでは「ミンキーモモ」以前は主人公の行動様式が魔法を使うことで問題を解決していくのに対し、「マミ」は問題解決を魔法に頼らず彼女自身の努力などに依ったとし、前者を「魔女っ子」、後者を「魔法少女」と区別化しています。しかし、当時の視聴者は前者のある種ワンパターン化された「魔女っ子」イメージ(物語形式)を無意識的に当てはめたゆえに、「魔法少女」という別枠組みで語るべき「マミ」を「魔女っ子」の枠組みで語ってしまい、しかもそれは現代にまでそのまま至っている。というのが大まかな要約でしょうか。

文章中でも書かれていますが、前提として「サリー」などはやはり生まれながらにして魔法を使えるという点に対し、「マミ」は魔法能力は他者から与えられたものであり、それゆえに日常生活を描くといった作品内容の中で違った行動様式がみられることになっているのでしょう。と考えて、「あれ?「奥さまは魔法少女」は?」とか色々と思いついてしまい、結局のところは現在までの歴史性はより精査する必要がありますね。という感想になるのでした。「まどか」まで考えるのは面倒です。そのうち頭の良い人がどこかで論文を書いてくれるに違いありません。

魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

魔法少女まどか☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

本年もよろしくお願いします。

年があけて1週間が経過しておりますが、一応、このタイトルで更新いたします。年末のコミケで足をお運びいただきました皆さまにはこの場を借りて御礼申し上げます。本年も皆さまのご助力を得ながら、学会活動を行いたいと存じます。昨年と同様に春ごろには学会誌5号を発行し、今年の第1回例会を開催したいと思います。そして夏から秋にかけて、会誌6号と第2回例会を、そして11月前後には大会を開催したいと考えております。大会のCFPなどは4月ごろから順次、情報を公開していく予定です。そう、全ては予定です。ですが、昨年と同様に地道に活動を続けていく所存です。会員の皆さまの積極的な参加をお待ちしております。

さていきなりですが、本学会会長の吉田正高がNHK-BSで放送されております「MAG・ネット」に出演いたします。

http://www.nhk.or.jp/magnet/

「変貌するコミケ」ということで、虎の穴社長の吉田博高さん、声優の門脇舞以さんとの鼎談になる予定です(棒読み)。放送は1月23日(日)の23:50からです。ぜひご覧ください(情報を全て棒読みの玉井でした)。

現在、COMIC ZINさんにて学会誌が販売中!

本日(12月7日)、『コンテンツ文化史研究』を委託販売させていただいているCOMIC ZIN新宿店さんにお邪魔いたしました。玉井個人の買い物ついでではあったのですが、まさかのレジ横という素晴らしいポジションに置かれておりました。ついでにまわりを「けいおん!!」に囲まれていたのもポイントです。

COMIC ZINさんで会誌4号をお買いいただきますと、ただいま今井哲也さんがお描きになりました特典ペーパーがついてまいります。4号表紙絵をモチーフにしつつ、みよしとあのキャラを見ることができます!ぜひ!

また各号ともに下記のように通信販売でもお買い求めいただくことができます。今までお手に取ることが出来なかった方もこの機会にぜひお求めください。

コンテンツ文化史研究4号
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=7122

コンテンツ文化史研究3号
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=7123

コンテンツ文化史研究2号
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=7124

なお各号の目次はこちらのページにてご確認いただけます。と宣伝ばかりでブログは終わります。

大会お疲れ様でした。

無事に大会が終了いたしました。2日間にわたって、様々な方にご発表いただき、また様々な方にご参加いただき、委員の皆、大変喜んでおります。2日目の本日は午前中、山根さんによるアメリカのゲーム教育の発表。戸田さんによる日本の鉄道産業の発表。堀内さんによる歴史ファン(新撰組ファン)に関する発表、と三者三様の視点から非常に面白い発表が揃いまして、マイク係をやっていた身としても興味深く、乗り出して聞いていました。また午後に入り、出口先生による絵物語革命!の発表は、文化史という流れの中で今まさに起っている出来事を把握するという、まさしく「拡大するコンテンツ」にふさわしい充実したものでした。その後に開かれましたパネルディスカッションでは、あかほりさん、井上社長、松さんとそれぞれのお立場から「メデイアミックス」を時に歴史的に、時にご自身の体験から、と語っていただき、多角的に照射できたのではないでしょうか。

今後とも本学会をよろしくお願いいたします。

なお、大会の様子の一端がtwitterのつぶやきから把握できます。

1日目のつぶやき
http://togetter.com/li/70967

2日目:午前中の発表~記念講演
http://togetter.com/li/71303

2日目:パネルディスカッション以降
http://togetter.com/li/71298

大会に向けて:その7 大会は明日も続きます!

「向けて」と言いますか、もうスタートしているのですが、本日より大会が始まっております。午前中よりご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。明日もぜひお越しください。

個人的には土曜日の午前中から参加される方は3名ぐらいで、もうその方々に話しかける感じで学会発表をするのではないかと思っておりましたが、そのようなこともなく様々な方にお越しいただき、ありがとうございました。私自身の発表は面白くないので放置しても良いのですが、他の方々のご発表は非常に興味深く拝聴しておりました。宮沢賢治を読みたくなりましたし、『ホーム』の連載漫画(?)もぜひ見てみたいです。またパネルディスカッションにご登壇いただきました岩谷先生、岡本先生、菅本先生にはこの場をお借りして御礼申し上げます。現在のコンテンツ教育が抱える様々な問題が浮き彫りになりつつも、今後への提言が行われ、実りある討論になったかと思います。

さて大会は明日も続きます。ゲーム教育、鉄道ビジネス、歴史ファン、といった個別発表に続き、出口先生の記念講演、そして「メディアミックスの歴史と展望」と題してあかほりさとるさん、角川書店の井上伸一郎社長、松智洋さんによるパネルディスカッションが行われます。プログラムはこちらです。今からでも参加登録は間に合いますので、ぜひともご参加をご検討ください。

それではまた明日お会いしましょう!

なお本日のtwitterでのつぶやきは以下にまとめられております。明日も#jachsでつぶやいてください。

http://togetter.com/li/70967