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会長のコンテンツ日記
鶴岡サムライシルク「Kibiso」映像コンテンツ完成!!
- 2010-12-01 (水)
- ブログ
大会へのご参加、ありがとうございました!
会長の吉田です。
さて、私も参加しております山形県鶴岡市を舞台に、
地域振興を目指す「鶴岡kibisoブランド認知向上プロジェクト」
が制作した映像コンテンツが完成しました!
すでにyoutubeにアップされておりますので、
是非ご覧ください!
watch?v=LlSjJoRdS6c
なお、エンドロールの私のクレジットが
「大学教育機関責任者」という
ヘビーな感じになっている点は
お許しください(笑)
kibiso(キビソ)とは、蚕が繭を作る時、はじめにだす
糸のことです。鶴岡では明治維新以降、絹織物の
生産が地域を挙げて行われてきましたが、
その副産物として生まれたのが「キビソ」です。
かつては廃棄されていたキビソですが
現在では鶴岡織物工業協同組の皆さまの
御尽力により、希少価値の高い商品として
活用されるまでになってまいりました。
なおキビソの詳細につきましては、
下記のHPをご参照ください。
http://kibiso.jp/muscat2/
本プロジェクトでは、そのような
キビソの魅力を、より多くの方々に
認識していただけるよう、お手伝いを
してまいります。
また、本プロジェクトに関連した
公開講座を東北芸術工科大学の私の
講義の中で実施しております。
山形市近在にお住まいでご興味の
ある方は是非ご参加ください。
スケジュールは以下のとおりです。
■講義スケジュール
毎週月曜日 Ⅲ限(12:30-13:50)
場所:東北芸術工科大学本館3階306教室
①11/1 ガイダンス 担当教員 吉田正高
②11/15 シンクタンク報告:㈱QPR 清田智氏
③11/29 経済産業省 商務情報政策局 メディア・コンテンツ課 森田僚氏
④12/6 地域プロデューサー報告:鶴岡織物工業協同組合 大和匡輔氏
⑤12/13 コンテンツ・ビジネスプロデューサー報告 ㈱ファンワークス・高山晃氏
⑥12/20 クリエイタ―報告① 平林勇氏×岩井天志氏による対談
⑦1/17 映像製作に参加した学生による報告
⑧1/24 クリエイタ―報告② ㈱パンタグラフ
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【鶴岡kibisoブランド認知向上プロジェクト】いよいよ始動!!
- 2010-10-03 (日)
- ブログ
なかなかブログ日記を更新できない会長こと
吉田正高です。
どうしても皆さまに告知したいことが
ございまして、ひさびさの
「会長のコンテンツ日記」
更新と相成りました!
昨年度から準備を進めてまいりました
鶴岡市を舞台に、地域振興を目指す
「鶴岡kibisoブランド認知向上プロジェクト」
がいよいよ始まります!!
私は大学側の責任者として参加させて
いただいております。
kibiso(キビソ)とは、蚕が繭を作る時、はじめにだす
糸のことです。鶴岡では明治維新以降、絹織物の
生産が地域を挙げて行われてきましたが、
その副産物として生まれたのが「キビソ」です。
かつては廃棄されていたキビソですが
現在では鶴岡織物工業協同組の皆さまの
御尽力により、希少価値の高い商品として
活用されるまでになってまいりました。
なおキビソの詳細につきましては、
下記のHPをご参照ください。
http://kibiso.jp/muscat2/
本プロジェクトでは、そのような
キビソの魅力を、より多くの方々に
認識していただけるよう、お手伝いを
してまいります。
本プロジェクトでは、
①.地域振興を目的とした映像コンテンツの制作
②.①を用いた地場産業奨励および地域活性化
③.①および②の成果を大学での教育に反映しカリキュラム化
④.③のカリキュラムを通じて、それぞれの地域で
自主的に活動するコンテンツクリエイターや
地域プロデューサーを育成する
という展開を目指しております。
現在①の映像コンテンツの完成に向けて、
様々なクリエイターの方々が制作に
携わっております。
■平林勇さん
http://www.hirabayashiisamu.com/
■岩井天志さん
■パンタグラフさん
http://www.pangra.net/
また、コンテンツ制作全体のプロデュースは
東大で仕事していた時代からいろいろ
お世話になっております高山晃さんが率いる
㈱ファンワークスさんが担当してくれております。
http://www.fanworks.co.jp/
上記のような素晴らしいクリエイター、
プロデューサーの皆さんのご協力を
得られまして、もう映像コンテンツに関しては
なにも心配してないという(笑)
素晴らしい状況になっております!!
で、私の役割は、これらの作業過程を
通じて得られる知見を、大学内で
いかに位置づけ、カリキュラム化するのかを
検証することになります。
上記の数字で言えば③と④の部分ですね。
ということで、後期に東北芸術工科大学で
担当する講義の一部を、本プロジェクトに
関連した公開講座として開放していこうと
考えております!
(詳細はまた後日!!)
これまで私が携わってきた研究やプロジェクトとは
大きく異なって見えるかもしれませんが、
「コンテンツの活用」や「研究成果の社会への還元」という
自分自身の大きな目標に対して、
大きな前進となると考えておりますので、
ご協力、ご支援、よろしくお願いいたします!
また、特に若い学生さんで、このような
プロジェクトに興味がある方がいましたら、
吉田までご連絡ください!!
※なお、本件は、経済産業省の
「平成22年度産業技術人材育成支援事業
(地域映像クリエーター等人材育成事業)」
の助成を受けたプロジェクトです。
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会長のコンテンツ日記 その13
- 2010-04-20 (火)
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なんと昨年の9月24日以来のブログ更新です。
ご無沙汰しております。本学会で会長を
つとめさせていただいております
吉田です。
今年度も勤務先の東北芸術工科大学にて
「コンテンツ作品分析」と銘打った鑑賞会を
毎週月曜日に実施いたします。
昨日は今年度の第1回として、
■『ルパン三世』
第145話「死の翼アルバトロス」(1980)
第155話「さらば愛しきルパンよ」(1980)
■『スーパーマン』 (1941)
The Mechanical Monsters
を連続して鑑賞しました。
やはり宮崎駿さんの過去作品に関する
知識と、それを自身の作品に昇華させる
技術は、コンテンツクリエイターの鏡である!
ということを実感しました。
なお、今年度は担当している正規授業
「アニメ・プロデュース論」でも
作品上映を考えておりますので、
そちらもいずれブログでいろいろ
書かせていただきます。
遅ればせながら、今年度も
コンテンツ文化史学会を
よろしくお願いいたします!
※なお、学生に配布したチラシのイラストは学会誌の
表紙やHPでもおなじみの、こさささこさんに
お願いしてます!
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会長のコンテンツ日記 その12
- 2009-09-24 (木)
- ブログ
そんなこんなで7月以来の日記の更新です。
去る9月7日、東北芸術工科大学で
「夏休みコンテンツまつり」を
開催いたしました!
上映スケジュールは下記のとおりです。
===================
①9:00~10:35『獣人雪男』
特撮映画、1955年、95分
『ゴジラ』(1954)の制作会社、スタッフによる作品。
隠れ里と雪男との関わりを悲劇的に描く。
差別問題などの諸要因によって、国内では過去に(正式な)
ソフト化は一切されていない。
②10:45~11:10『猫目小僧』
ゲキメーション、1976年、25分
楳図かずおの代表作をアニメ化。切り抜かれた絵を動かし
直接撮影するゲキメーションという技法で制作したカルト作品。
1977年「富士フィルム技術賞」受賞。未DVD化。
③11:20~11:45『超人バロム1』
テレビ特撮、1972年、25分
『仮面ライダー』(1971)のスタッフが劇画家・さいとうたかおの
原作を得て制作したテレビ特撮。テレビ放送文化史に刻まれた
「ドルゲ事件」に初めて対応した29話「魔人ウロコルゲが
ドルゲ菌をバラまく!!」を上映。グロテスクなドルゲ魔人にも注目。
④11:55~12:20『超合体魔術ロボ ギンガイザー』
テレビアニメ、1977年、25分
『ガンダム』以前の典型的なロボットアニメ。
ロボットの変形・合体があまりに複雑であるため、玩具での完全再現は
不可能といわれていたが、今年の9月に限定発売!
第1話「出動だ! ギンガイザー」を上映。
⑥13:10~14:20『幻夢戦記レダ』
OVA、1985年、70分
OVA黎明期の傑作のひとつ。音楽好きの少女が異世界に召喚され、
甲冑姿に変身し、巫女の少女の協力を得ながら、大剣をふるって
イケメンの敵を倒す、という80年代オタク好みの作品。
⑦14:30~15:25『恐怖劇場アンバランス』
テレビドラマ、1973年、55分
円谷プロが大人をターゲットに制作した怪奇ドラマだが、
あまりの恐さに3年間、お蔵入り。今回は60~70年代を代表する
アングラ劇団「状況劇場」を主宰した唐十郎が劇中劇を展開する
第4話「仮面の墓場」を上映。
⑧15:35~16:35『機動警察パトレイバー』
OVA、1988年、60分
押井守、ゆうきまさみ、高田明美らがタッグを組んだOVA中興の祖。
初めてセル専用で作られた記念すべき作品。なかでも評価の高い
第5~6話「二課の一番長い日」を上映。
⑨16:45~17:10『仮面ライダーアマゾン』
テレビ特撮、1974年、25分
元祖・異色ライダー。最初は言葉が話せないという設定だった。
第1話「人か? 野獣か? 密林から来た凄い奴!」を上映。
⑩17:20~17:45『魔法のプリンセス ミンキーモモ』
テレビアニメ、1982年、25分
80年代型魔女っ子アニメの先駆け。驚愕の展開をみせる
第46話「夢のフェナリナーサ」を上映。
⑪17:55~19:35『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』
映画、1966年、100分
石井輝男が監督し、暗黒舞踏家・土方巽が主演した究極の怪作。
奇形・欠損など差別的な表現が多くを占めており、国内では
ソフト化できない。
===================
さすがに疲れました…
もちろん、楽しい夏休みを過ごしに
山形の吉田邸に合宿に来た
4人の東大生も、これに
強制参加させられました(笑)
ということで、懇親会も盛り上がり
芸工大と東大生の交流も
果たせたので、教員としては
満足しております。
また、若い学生から、さまざまな
評価をされている過去のコンテンツを
鑑賞した感想を直接聞けて、
私自身も勉強になりました。
後期は授業が詰まっている
関係で、前期のような上映会は
できない感じなので、
次回からは、舞台を吉田家の
お茶の間にうつし、
「その日に観たLDの感想」
みたいな日記になるかと
存じますので、お楽しみ?に!!
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会長のコンテンツ日記 その11
- 2009-07-24 (金)
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芸工大で開催してきました
自主講義「コンテンツ作品分析」
もいよいよ最終回になりました。
最後の作品は、もちろん!
これしかないですよね☆
改めてみるとほんと面白い。
ちょうどリアル中二でこのアニメを劇場に
観に行ったというのは、
ある意味、得難い体験だったなあ、
と思い返す今日このごろです。
♪ほうり投げたブ~メラン~
しかし後期は忙しさが倍増するので
上映会はちょっと厳しいなあ…
ってことで、9月の初めに
大上映会を企画中です!
経過などはまたこちらで
ご報告させていただきますね~
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会長のコンテンツ日記 その10
- 2009-07-17 (金)
- ブログ
山形市内もいよいよ盆地の本領を発揮し、
暑い暑い季節になってまいりました。
芸工大の自主講義「コンテンツ作品分析」も
いよいよゴールが見えてきました。
第8回にはついに問題作の『ガンドレス』を取り上げました。
ともかく学生には制作上のスケジューリングと
リスクヘッジの重要性を学んでほしいとの願いで
あえて未完成版(劇場上映版)を観ました。
ある意味、これまでで最も切ない上映会となりました…
そして第9回は『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』です!
これも海外文化と日本製コンテンツの融合の
面白さと難しさ、さらには権利ビジネスの
問題点など、内容以外の部分でも
説明するところが満載ですが、それよりも
若い学生にはこの破天荒さを見直して
もらいたい!という気持ちもありました。
参加者が少なかったので、調子にのって
タイ版のモッデーン(仮面ライダー)も
見せてしまったのはちょっと反省☆
次回は最終回ということで、
もちろんあれを鑑賞しますよ!!
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会長のコンテンツ日記 その9
- 2009-06-30 (火)
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先日(2009年6月28日)の第1回例会には
予想を上回る多くの方々にご参加いただき、
まことにありがとうございました!
本学会では、夏~秋に第2回例会、10月には学会誌2号刊行、
11月には大会(シンポジウム)の開催を予定しておりますので、
是非ご参加ください。
また、本学会は学会員の皆様によって支えられている
完全自立型の学会ですので、コンテンツ全般の
文化的研究に興味のある方が周囲にいらっしゃれば
本学会へお誘いいただければ幸いです。
閑話休題
そんなわけで、東北芸術工科大学での
自主講義「コンテンツ作品分析」では
6月15日(月)に『メガゾーン23』(’85)
6月22日(月)に『狂い咲きサンダーロード』(’80)
を取り上げました!!
『メガゾーン23』は初期OVAの傑作という
位置づけのみならず、支配・被支配の構図が
実に80年代的で、それに対する主人公の
反応と対応に時代がよく表れていると
いまさらながらに感心しました!
でも、昔も今も、あの結末には
ある種の脱力感(無力感?)が
つきまとうらしく、鑑賞していた
若い学生諸君も少々ぐったりしてました(苦笑)
『狂い咲き~』も、実は作品世界の
構図やストーリー展開が(少し乱暴な
言い方ですが)『メガゾーン』と
類似している部分が少なからずあって、
学生にもそこに気がついて欲しかった、
要するに70年代的ではない
80年代的なるものの雰囲気を
感じとってもらえれば大成功!!
と思ってました。
とりわけ、80年代初頭の
オタク文化と不良文化には
(その閉鎖性のみならず)
実は多いに類似点があると
感じてます。
とはいえ、『狂い咲き』ラストの
爽快感に匹敵する映画なんざ
めったにねえじゃんよ!と感慨に
ふける私は東京都某A区の生まれ(笑)
「やってやろうじゃんよ!」
「上等だぜ!!」
って、ほんとに言い合ってる現場に
何度も遭遇していることは自慢!
して…いいのかなあ…
てことで、次回は
『ガンドレス』、その次は
ハヌマーンと問題作が
続く自主講義なのであった。
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会長のコンテンツ日記 その8
- 2009-06-18 (木)
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ご報告が遅れましたが、自主講義
「コンテンツ作品分析」で、ついに
『伝説巨神イデオン』の
接触編と発動編をいっきに
鑑賞しました!!
この救いがあるようでないような
エンディングは、「暗さ」をひきずりながら
「明るさ」に進んでいく80年代初頭の
社会状況を反映していると思うと
感慨ぶかいです。
ちなみに実際の芸工大の授業である
「アニメ・プロデュース論」(月曜2限)
のほうでは、80年代論が終わらずに
泣いてます…
一般的なコンテンツ文化の状況説明で1回、
80年代的アングラ文化の説明で1回半、
ようやく80年代テレビアニメ論に入って
1983年までたどりつきました!(半回)
これから1989年までのテレビアニメの
話を総括して(1回)、OVAの誕生と発達の
話をして(1回)、80年代コンテンツ文化を
象徴するテレビゲームの話をする(1~2回)、
という予定になってます…
えっ!結局6月中は80年代から抜け出せないのか!
いくら「いまが一番いい時代だって」(by高中由唯@メガゾーン23)
、ちょっと授業回数が大杉か!
ということで?イデオンの次の作品鑑賞は
「メガゾーン23」に決定ですな(笑)
「淋しくて眠れない」なんて言わせないよ!!!
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会長のコンテンツ日記 その7
- 2009-06-08 (月)
- ブログ
先日の芸工大の上映会では、ついに
某12話と某24話を観ましたよ!
感想は…あえて言いますまい(笑)
まあ、普段より参加者が異様に多かった
というのが感想でしょうか(苦笑)
そして本日は「イデオン」の
接触編&発動編をいっきに観ます!!
3時間!ということで、学生さんには
苦行かも(笑)
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会長のコンテンツ日記 その6
- 2009-05-26 (火)
- ブログ
昨日の芸工大でのコンテンツ作品鑑賞は
『仮面ライダー』でした!
鑑賞したのは
第1話「怪奇蜘蛛男」
第13話「魔人サボテグロンの襲来」
第40話「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」
の3話です。
江戸川乱歩的な世界をほうふつとさせる第1話から、
佐々木剛の参加で明るくなっていく第13話、
そして、当時の子供が狂喜したダブルライダー編まで、
相当に世界感が変化していくわけですが、
その変遷がことごとく世間に受け入れられていく、
という歴史的コンテンツが共通して持つ因子が
色濃くて、勉強になりました。
などといいかながら、私自身はといえば
「やっぱり戦闘員はベレー帽だよね」
などとあらぬことを考えていたのですが(笑)
来週はついに某12話と某24話の
鑑賞です!
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