コンテンツ文化史学会第3回大会発表論文募集のお知らせ

コンテンツ文化史学会では、来る12月3日(土)、4日(日)に第3回大会「オタク・ファン・マニア」を開催いたします。

○趣旨説明

本学会は、2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」、2010年度に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催した。プロ・アマチュアなどを問わず変貌するコンテンツの創作状況や発表・交流の「場」、さらには研究者自身の方法論的問題をテーマとし、同時代的なコンテンツ作品およびそれに関連する文化的状況についてのシンポジウム・基調講演・自由発表がおこなわれた。
2回の大会は、それぞれ創作者や創作の場に関する研究の成果が報告された。これに対し、第3回大会は、「オタク・ファン・マニア」と題し、消費者や評価者の歴史や文化、こうしたユーザー・コミュニティがコンテンツ文化や産業に果たした(果たしている)歴史的・社会的役割などをテーマとした第3回大会を開催する。
デジタル技術の発達と集合知の集積に伴い、個人の情報創出・発信力は著しく高まり、コンテンツの価値や意味の創出に、受け手側が参与する傾向が強まっている。こうした社会的状況における、オタクやファン、マニアたちの多種多様な活動、たとえば、同人誌即売会やニコニコ動画での作品発表、聖地巡礼、コスプレなど――をどのように学術的に分析するか。本大会では、会員をはじめとする研究者たちによる活発な発表と議論を歓迎する。

【概要】

○大会テーマ:

「オタク・ファン・マニア」

○開催日:

2011年12月3日(土)・4日(日)

○場所:

東京大学工学部2号館92B教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html

○研究発表の種類と時間

・研究発表は以下の2種類があります。両方ともに口頭発表になります。
  1. テーマ発表
  2. 自由論題発表
・テーマ発表は大会テーマ「オタク・ファン・マニア」に関連する発表になります。
・自由論題発表は大会テーマ以外でコンテンツ文化史に関連する研究発表になります。
・発表時間は2種類とも質疑応答を含めて30分といたします。
・発表申込は1人につき1種類、1報告のみです。
・なお自由論題において大会テーマとは別のテーマ立てによる企画セッションとしての申込も可能です。一つのセッションの司会者・発表者をまとめた上で代表者が応募してください。

○発表申込方法:

・発表申込は本学会会員に限ります。連名で申し込む場合は第一発表者が会員である必要があります。
・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題・発表原稿(4000字以内)を2011年8月31日必着でウェブサイトの投稿フォームよりお送りください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/
・採否は、9月末までにご連絡いたします。
・なお投稿される発表原稿は本学会の執筆要綱に準拠いたします。執筆要綱を守られていない場合は受け付けないのでご注意ください。
・採択された原稿は、当日配布の予稿集に掲載いたします。
・学会誌『コンテンツ文化史研究』では、大会特集コーナーを組み、大会で発表された論文の投稿を受け付ける予定です。

○2011年コンテンツ文化史学会大会実行委員会

実行委員長:玉井建也(東京大学)
顧問:出口弘(東京工業大学)
委員:井上明人(国際大学)
委員:大橋正司(東京大学院)
委員:樺島榮一郎(相模女子大学)
委員:こさささこ(クリエーター)
委員:小山友介(芝浦工業大学)
委員:研谷紀夫(東京大学)
委員:中村晋吾(早稲田大学院)
委員:東健太郎(東京大学院)
委員:七邊信重(東京工業大学)
委員:堀内淳一(学習院大学)
委員:吉田正高(東北芸術工科大学)

2011年第1回例会「「少女」の歴史、ときめきの軌跡」開催のお知らせ(参加登録受付開始)

本年度1回目の例会を下記の要領で開催いたします。参加登録を事前にしていただくことになります。お手数ですが参加申込フォームよりお申込みください。

○「「少女」の歴史、ときめきの軌跡」

○概要

「少女文化」と一言で片づけてしまうのは非常に難しい。「かわいい」という言葉一つでわかった気になり、それを「正義!」としてしまうのは男性的な視点に依拠した一つの奢りと解釈することも可能である。またこのような男性・女性という区分自体がジェンダー的な視点に引きずられており、それによって見えてこなくなる面もあるかもしれない。そこで本例会では「少女」をテーマとして三人の方に発表をお願いした。嵯峨氏・塚口氏・沼田氏がそれぞれ女性誌・乙女ゲーム・漫画を取り上げることで、様々な媒体における「少女文化」の形成と展開が歴史的にも、そして現在進行形的にも把握することが可能となるであろう。当日の活発な議論を期待する。

○参加申込フォーム:

当日参加につきましては申込の状況に応じアナウンスさせていただきますので、こまめに学会ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。なお終了後に懇親会開催を予定しております。こちらもあわせてご参加ください。

○日時

6月11日(土) 12時半開場、13時開始

○場所

共立女子大学神田一ツ橋キャンパス本館12階1206講義室

○参加費

500円(会員は無料)

○司会

吉田正高 (東北芸術工科大学)

○発表者

嵯峨景子(東京大学大学院学際情報学府博士後期課程)「1910年代の女性誌にみる少女文化の形成」
塚口綾子( (株)コーエーテクモゲームス)「少女が愉しむ恋愛ゲーム(仮)」
沼田知加(共立女子大学文芸学部教授)「「少女」文化から「女子」文化へ–マンガが拓く過去・現在・未来–」

○タイムスケジュール

13:00-13:10 趣旨説明
13:10-13:50  嵯峨景子(東京大学大学院学際情報学府博士後期課程)
13:50-14:00 休憩
14:00-14:40 塚口綾子( (株)コーエーテクモゲームス)
14:40-15:20 沼田知加(共立女子大学文芸学部教授)
15:20-15:30 休憩
15:30-16:30 総合討論
総合討論参加者:嵯峨景子、塚口綾子、沼田知加、吉田正高
パネラー:植木ルミ子(フリーランス / www.g-mode.jp/staff/interview/05.html

2011年第1回例会開催「「少女」の歴史、ときめきの軌跡」のお知らせ(第1報)

本年度1回目の例会を下記の要領で開催いたします。なお学会サイトにて事前参加登録を行う予定です。こちらの登録ページは後日告知させていただきます。

○「「少女」の歴史、ときめきの軌跡」

○日時

6月11日(土) 12時半開場、13時開始

○場所

共立女子大学(後日詳細が決まりましたら、告知いたします)

○参加費

500円(会員は無料)

○司会

吉田正高 (東北芸術工科大学)

○発表者

嵯峨景子(東京大学大学院学際情報学府博士後期課程)
「1910年代の女性誌にみる少女文化の形成」

塚口綾子( (株)コーエーテクモゲームス)
「少女が愉しむ恋愛ゲーム(仮)」

沼田知加(共立女子大学文芸学部教授)
「「少女」文化から「女子」文化へ-マンガが拓く過去・現在・未来-」

○タイムスケジュール

13:00-13:10 趣旨説明
13:10-13:50 嵯峨景子(東京大学大学院学際情報学府博士後期課程)
13:50-14:00 休憩
14:00-14:40 塚口綾子( (株)コーエーテクモゲームス)
14:40-15:20 沼田知加(共立女子大学文芸学部教授)
15:20-15:30 休憩
15:30-16:30 総合討論

2010年大会「拡大するコンテンツ」のお知らせ(参加登録受付開始)

コンテンツ文化史学会では、来る11月20日(土)、21日(日)に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催いたします。お手数をおかけしますが、参加される際には参加申込フォームより、ご登録をお願いします。

—-

○趣旨説明

本学会は2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」を開催した。この大会では、変貌するコンテンツ制作とその発表の「場」を考 えるべく、アマチュアが創作する音楽、ゲーム、ファッションについて精力的考察を行ってきた研究者が成果発表を行った。また、アマチュアのクリエイタ―が 創作・交流を行う場を提供している関係者を迎え、パネルディスカッションを開いた。

さらに2010年にはプロとして活躍するコンテンツクリエーターを迎えて、東京国際アニメフェア2010にて、シンポジウム「変容するコンテンツ文 化とクリエイター -進化するアニメ、ゲーム、ノベルの可能性-」を開催し、自らを取り巻く制作環境の変遷や創作活動の源泉を聞き、今後のコンテンツ文化の発展の可能性や方 向性について議論した。

以上を踏まえて、本学会は「拡大するコンテンツ」と題し、プロ・アマチュアなどを問わず変貌するコンテンツの創作状況や発表・交流の「場」、さらに は研究者自身の方法論的問題をテーマとした第2回大会を開催する。同時代的なコンテンツ作品およびそれに関連する文化的状況をいかに分析するか。本大会 が、今後のコンテンツ文化史への議論の礎のなることを期待する。

○参加申込フォーム

http://www.contentshistory.org/event_entry/
当日参加につきましては申込の状況に応じアナウンスさせていただきますので、こまめに学会ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

また大会初日終了後に簡単な懇親会を行ないます。こちらもぜひご出席ください。

【概要】

○大会テーマ:

「拡大するコンテンツ」

○開催日:

2010年11月20日(土)・21日(日)

○場所:

東京大学工学部2号館93B教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html

○参加費

3000円(非会員2日間参加)
2000円(非会員1日のみ参加)
1000円(学生)
無料(会員)

参加費をお支払いいただくと当日配布の予稿集を差し上げます。また、両日とも参加される方は初日に受付でお渡しする領収書を2日目にお持ちください。学生の方は学生証を受付にてご提示ください。

○スケジュール

11月20日(土)
<自由論題発表>
10:40-11:10
玉井建也(東京大学)「明治期における本土から見た琉球認識―「豊臣秀頼琉球征伐」をめぐって」

11:10-11:40
中村晋吾(早稲田大学院)「様々なる衣裳、可視化される世界―宮澤賢治「ビヂテリアン大祭」をカーライル「衣裳哲学」から読み解く」

11:40-12:10
大島十二愛(共立女子大学)「新聞記者時代の久留島武彦と子ども向けジャーナル―中央新聞『ホーム』のデジタル化保存と分析を中心に―」

昼休み

<テーマ発表>
13:00-13:30
小山友介(芝浦工業大学)「JRPGの誕生と概念の吟味」

13:30-14:00
七邊信重(東京工業大学)「ボトムアップのコンテンツ制作とビジネスとの連関―PCノベルゲームと家庭用リズムゲームの開発事例から」

休憩

<パネルディスカッション>
14:10-17:30
「大学におけるコンテンツ教育の現状と課題」
・岩谷徹(東京工芸大学ゲーム学科教授)
・岡本美津子(東京芸術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授)
・菅本順一(大阪芸術大学キャラクター造形学科教授)
司会:吉田正高(東北芸術工科大学デザイン工学部メディア・コンテンツデザイン学科准教授)

18:00-
懇親会

11月21日(日)
<テーマ発表>
10:30-11:00
山根信二(青山学院大学)「ゲームの研究と教育における大学の戦略」

11:00-11:30
戸田千速(東京大学院)「コンテンツ産業化が進む鉄道産業に関する一考察」

11:30-12:00
堀内淳一(学習院大学)「歴史コンテンツの受容に関する実態調査―「新撰組」コンテンツに関する調査報告」

昼休み

<記念講演>
13:00-14:00
出口弘(東京工業大学)「Visual Narrative Communication Revolution」

休憩

<パネルディスカッション>
14:10-17:30
「メディアミックスの歴史と展望」
・あかほりさとる(作家、脚本家、プロデューサー)
・井上伸一郎(㈱角川書店代表取締役社長)
・松智洋(作家、脚本家)
司会:吉田正高

○2010年コンテンツ文化史学会大会実行委員会

実行委員長:七邊信重(東京工業大学)
委員:井上明人(国際大学)
委員:今井信治(筑波大学院)
委員:大橋正司(東京大学院)
委員:樺島榮一郎(相模女子大学)
委員:こさささこ(クリエーター)
委員:小山友介(芝浦工業大学)
委員:玉井建也(東京大学)
委員:中村仁(東京大学)
委員:中村晋吾(早稲田大学院)
委員:東健太郎(東京大学院)
委員:吉田正高(東北芸術工科大学)

○取材申込、お問い合わせ

取材等をご希望の場合はコンテンツ文化史学会事務局まで直接お申し込み、またはお問い合わせください。

お問い合わせフォーム
http://www.contentshistory.org/contactus/

○主催:

コンテンツ文化史学会、東京工業大学エージェントベース社会システム科学研究センター

2010年第2回例会開催のお知らせ(参加登録開始)

本年度2回目の例会を下記の要領で開催いたします。参加登録を事前にしていただくことになります。お手数ですが参加申込フォームよりお申込みください。

—-

第2回例会「ゲーム産業は、いかにして成立しえたのか――アメリカ、日本…草創期に何が生じたのか」

概要:

ゲーム産業の成立要因には、いくつもの謎が隠されている。アメリカでは1980年代前半に、コンピュータ・ゲームのビジネスが崩落(いわゆる「アタリショック」)したのはなぜなのか?なぜ、日本は世界に先んじてゲーム産業を大きく発展させることができたのか?ヨーロッパ、アメリカ、日本、韓国、中国…それぞれの国でゲーム産業が成長した時期に10年以上のズレが生じたのはどうしてなのか?また、インドや、南米などで未だに産業が成立し得ていないのはなぜなのか? こうした問題について統一的な答えはまだない。今回の例会では、これらの疑問にアプローチを試みる、研究者、開発者、在野の研究者などを招きこの問題について考えていきたい。

参加申込フォーム:

http://www.contentshistory.org/event_entry/
当日参加につきましては申込の状況に応じアナウンスさせていただきますので、こまめに学会ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

日時:

10月23日(土) 13時開場、13時20分開始

場所:

キャンパスイノベーションセンター東京 2F多目的室2 (JR田町駅近く)
http://www.cictokyo.jp/index.html

参加費:

500円(会員は無料)

司会:

吉田正高 (東北芸術工科大学)

発表者:

樺島栄一郎 (相模女子大学)「コンテンツ産業の段階発展理論からみるアタリショック」
米光一成 (立命館大学)「集団創作としてのゲームはどう変わってきたか」
井上明人 (国際大学GLOCOM)「産業形態の地域分化をめぐる仮説構築の試み」

タイムスケジュール

13:20-13:40 趣旨説明
13:40-14:20  樺島栄一郎 (相模女子大学)
14:20-14:30 休憩
14:30-15:10 米光一成 (立命館大学)
15:10-15:50 井上明人 (国際大学GLOCOM)
15:50-16:10 休憩
16:10-16:40 総合討論

2010年大会「拡大するコンテンツ」のお知らせ(第1報)

コンテンツ文化史学会では、来る11月20日(土)、21日(日)に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催いたします。こちらのほうも昨年と同様に事前に参加登録を行います。登録サイトが開設され次第、ご連絡いたします。

—-

○趣旨説明

本学会は2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」を開催した。この大会では、変貌するコンテンツ制作とその発表の「場」を考えるべく、アマチュアが創作する音楽、ゲーム、ファッションについて精力的考察を行ってきた研究者が成果発表を行った。また、アマチュアのクリエイタ―が創作・交流を行う場を提供している関係者を迎え、パネルディスカッションを開いた。

さらに2010年にはプロとして活躍するコンテンツクリエーターを迎えて、東京国際アニメフェア2010にて、シンポジウム「変容するコンテンツ文化とクリエイター -進化するアニメ、ゲーム、ノベルの可能性-」を開催し、自らを取り巻く制作環境の変遷や創作活動の源泉を聞き、今後のコンテンツ文化の発展の可能性や方向性について議論した。

以上を踏まえて、本学会は「拡大するコンテンツ」と題し、プロ・アマチュアなどを問わず変貌するコンテンツの創作状況や発表・交流の「場」、さらには研究者自身の方法論的問題をテーマとした第2回大会を開催する。同時代的なコンテンツ作品およびそれに関連する文化的状況をいかに分析するか。本大会が、今後のコンテンツ文化史への議論の礎のなることを期待する。

【概要】

○大会テーマ:

「拡大するコンテンツ」

○開催日:

2010年11月20日(土)・21日(日)

○場所:

東京大学工学部2号館93B教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html

○スケジュール

11月20日(土)
<自由論題発表>
10:40-11:10
玉井建也(東京大学)「明治期における本土から見た琉球認識―「豊臣秀頼琉球征伐」をめぐって」

11:10-11:40
中村晋吾(早稲田大学院)「様々なる衣裳、可視化される世界―宮澤賢治「ビヂテリアン大祭」をカーライル「衣裳哲学」から読み解く」

11:40-12:10
大島十二愛(共立女子大学)「新聞記者時代の久留島武彦と子ども向けジャーナル―中央新聞『ホーム』のデジタル化保存と分析を中心に―」

昼休み

<テーマ発表>
13:00-13:30
小山友介(芝浦工業大学)「JRPGの誕生と概念の吟味」

13:30-14:00
七邊信重(東京工業大学)「ボトムアップのコンテンツ制作とビジネスとの連関―PCノベルゲームと家庭用リズムゲームの開発事例から」

休憩

<パネルディスカッション>
14:10-17:30
「大学におけるコンテンツ教育の現状と課題」
・岩谷徹(東京工芸大学ゲーム学科教授)
・岡本美津子(東京芸術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授)
・菅本順一(大阪芸術大学キャラクター造形学科教授)
司会:吉田正高(東北芸術工科大学デザイン工学部メディア・コンテンツデザイン学科准教授)

11月21日(日)
<テーマ発表>
10:30-11:00
山根信二(青山学院大学)「ゲームの研究と教育における大学の戦略」

11:00-11:30
戸田千速(東京大学院)「コンテンツ産業化が進む鉄道産業に関する一考察」

11:30-12:00
堀内淳一(学習院大学)「歴史コンテンツの受容に関する実態調査―「新撰組」コンテンツに関する調査報告」

昼休み

<記念講演>
13:00-14:00
出口弘(東京工業大学)「Visual Narrative Communication Revolution」

休憩

<パネルディスカッション>
14:10-17:30
「メディアミックスの歴史と展望」
・あかほりさとる(作家、脚本家、プロデューサー)
・井上伸一郎(㈱角川書店代表取締役社長)
・松智洋(作家、脚本家)
司会:吉田正高

○2010年コンテンツ文化史学会大会実行委員会

実行委員長:七邊信重(東京工業大学)
委員:井上明人(国際大学)
委員:今井信治(筑波大学院)
委員:大橋正司(東京大学院)
委員:樺島榮一郎(相模女子大学)
委員:こさささこ(クリエーター)
委員:小山友介(芝浦工業大学)
委員:玉井建也(東京大学)
委員:中村仁(東京大学)
委員:中村晋吾(早稲田大学院)
委員:東健太郎(東京大学院)
委員:吉田正高(東北芸術工科大学)

○主催:

コンテンツ文化史学会、エージェントベース社会システム科学研究センター

2010年第2回例会開催のお知らせ(第1報)

第2回例会「ゲーム産業は、いかにして成立しえたのか――アメリカ、日本…草創期に何が生じたのか」

本年度2回目の例会を下記の要領で開催いたします。今回も前回と同様、事前参加登録を行う予定です。こちらの登録ページは後日告知させていただきます。

○概要

ゲーム産業の成立要因には、いくつもの謎が隠されている。アメリカでは1980年代前半に、コンピュータ・ゲームのビジネスが崩落(いわゆる「アタリショック」)したのはなぜなのか?なぜ、日本は世界に先んじてゲーム産業を大きく発展させることができたのか?ヨーロッパ、アメリカ、日本、韓国、中国…それぞれの国でゲーム産業が成長した時期に10年以上のズレが生じたのはどうしてなのか?また、インドや、南米などで未だに産業が成立し得ていないのはなぜなのか? こうした問題について統一的な答えはまだない。
今回の例会では、これらの疑問にアプローチを試みる、研究者、開発者、在野の研究者などを招きこの問題について考えていきたい。

○日時

10月23日(土) 13時開場、13時20分開始

○場所

キャンパスイノベーションセンター東京 2F多目的室2 (JR田町駅近く)
http://www.cictokyo.jp/index.html

○参加費

500円(会員は無料)

○司会

吉田正高 (東北芸術工科大学)

○発表者

樺島栄一郎 (相模女子大学)
米光一成 (立命館大学)
井上明人 (国際大学GLOCOM)

○タイムスケジュール

13:20-13:40 趣旨説明
13:40-14:20  樺島栄一郎 (相模女子大学)
14:20-14:30 休憩
14:30-15:10 米光一成 (立命館大学)
15:10-15:50 井上明人 (国際大学GLOCOM)
15:50-16:10 休憩
16:10-16:40 総合討論

コンテンツ文化史学会第2回大会発表論文募集のお知らせ

コンテンツ文化史学会では、来る11月20日(土)、21日(日)に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催いたします。

○趣旨説明

本学会は2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」を開催した。この大会では、変貌するコンテンツ制作とその発表の「場」を考えるべく、アマチュアが創作する音楽、ゲーム、ファッションについて精力的考察を行ってきた研究者が成果発表を行った。また、アマチュアのクリエイタ―が創作・交流を行う場を提供している関係者を迎え、パネルディスカッションを開いた。

さらに2010年にはプロとして活躍するコンテンツクリエーターを迎えて、東京国際アニメフェア2010にて、シンポジウム「変容するコンテンツ文化とクリエイター -進化するアニメ、ゲーム、ノベルの可能性-」を開催し、自らを取り巻く制作環境の変遷や創作活動の源泉を聞き、今後のコンテンツ文化の発展の可能性や方向性について議論した。

以上を踏まえて、本学会は「拡大するコンテンツ」と題し、プロ・アマチュアなどを問わず変貌するコンテンツの創作状況や発表・交流の「場」、さらには研究者自身の方法論的問題をテーマとした第2回大会を開催する。同時代的なコンテンツ作品およびそれに関連する文化的状況をいかに分析するか。本大会が、今後のコンテンツ文化史への議論の礎のなることを期待する。

【概要】

○大会テーマ:

「拡大するコンテンツ」

○開催日:

2010年11月20日(土)・21日(日)

○場所:

東京大学工学部2号館93B教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html

○研究発表の種類と時間

・研究発表は以下の2種類があります。両方ともに口頭発表になります。

1:テーマ発表
2:自由論題発表

・テーマ発表は大会テーマ「拡大するコンテンツ」に関連する発表になります。
・自由論題発表は大会テーマ以外でコンテンツ文化史に関連する研究発表になります。
・発表時間は2種類とも質疑応答を含めて30分といたします。
・発表申込は1人につき1種類、1報告のみです。
・なお自由論題において大会テーマとは別のテーマ立てによる企画セッションとしての申込も可能です。一つのセッションの司会者・発表者をまとめた上で代表者が応募してください。

○発表申込方法:

・発表申込は本学会会員に限ります。連名で申し込む場合は第一発表者が会員である必要があります。
・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題・発表原稿(8000字以内)を2010年8月30日必着でウェブサイトの投稿フォームよりお送りください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/

・採否は、9月末までにご連絡いたします。
・なお投稿される発表原稿は本学会の執筆要綱に準拠いたします。執筆要綱を守られていない場合は受け付けないのでご注意ください。
・採択された原稿は、当日配布の予稿集に掲載いたします。
・学会誌『コンテンツ文化史研究』では、大会特集コーナーを組み、大会で発表された論文の投稿を受け付ける予定です。

○2010年コンテンツ文化史学会大会実行委員会

実行委員長:七邊信重(東京工業大学)
委員:井上明人(国際大学)
委員:今井信治(筑波大学院)
委員:大橋正司(東京大学院)
委員:樺島榮一郎(相模女子大学)
委員:こさささこ(クリエーター)
委員:小山友介(芝浦工業大学)
委員:玉井建也(東京大学)
委員:中村仁(東京大学)
委員:中村晋吾(早稲田大学院)
委員:東健太郎(東京大学院)
委員:吉田正高(東北芸術工科大学)

○連絡先:

〒990-9530山形市上桜田3-4-5東北芸術工科大学デザイン工学部
メディアコンテンツデザイン学科 吉田正高研究室
TEL:023-627-2059

2010年第1回例会「趣味文化研究の作法」のお知らせ(参加登録受付開始)

下記の要領で2010年第1回例会「趣味文化研究の作法」を開催いたします。参加は事前登録制となっております。お手数ですが参加申込フォームより登録をお願いいたします。

—-

第1回例会「趣味文化研究の作法」

概要

コンテンツの消費や生産を含む、いわゆる「趣味文化」一般を、「私語り」や「主観的印象論」、あるいはデータなき「誇大理論」に陥らずに、いかに調査・研究していくかを考えることは、コンテンツ研究を学問として成立させる上でも重要な課題であろう。今回の例会では、同人誌製作者や鉄道ファンについて、質的・量的研究を行って来られた、3人の研究者の方に、これまでの研究成果についてご発表いただく。その上で、趣味文化についてどういった問いを立てられたか、研究対象をどういう理論的関心に基づいて構成したか、いかに回答者やインフォーマント(情報提供者)を探し出したか、先行研究をどのように集めたか、いかなる枠組みを用いて分析を行ったか、といった課題について、フロア全体で議論を行う。趣味文化の経験的研究にまつわる実践的・理論的問題について、さまざまな方々と情報交換ができれば幸いである。

参加申込フォーム

http://www.contentshistory.org/event_entry/
当日参加につきましては申込の状況に応じアナウンスさせていただきますので、こまめに学会ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

日時:

6月26日(土)12時半開場、13時開始

場所:

キャンパスイノベーションセンター東京 2F多目的室2 (JR田町駅近く)
http://www.cictokyo.jp/index.html

参加費:

500円(会員は無料)

司会:

七邊信重(東京工業大学エージェントベース社会システム科学研究センター)

発表者:

浅野智彦 (東京学芸大学)「趣味縁への量的調査によるアプローチ」
玉川博章 (メディア開発綜研)「コミックマーケットにおける調査アプローチの課題」
小山友介 (芝浦工業大学)「日本社会内の創作者の「厚み」をしらべる」

タイムスケジュール

13:00-13:20 趣旨説明(七邊)
13:20-14:00  浅野智彦(東京学芸大学) 「趣味縁への量的調査によるアプローチ」
14:00-14:10 休憩
14:10-14:50 玉川博章(メディア開発綜研) 「コミックマーケットにおける調査アプローチの課題」
14:50-15:30 小山友介(芝浦工業大学) 「日本社会内の創作者の「厚み」をしらべる」
15:30-15:40 休憩
15:40-16:40 総合討論

2010年第1回例会「趣味文化研究の作法」のお知らせ(第1報)

下記の要領で2010年第1回例会「趣味文化研究の作法」を開催いたします。昨年と同様に事前登録制を行う予定です。こちらの登録ページは後日告知させていただきます。

—-

第1回例会「趣味文化研究の作法」

概要

コンテンツの消費や生産を含む、いわゆる「趣味文化」一般を、「私語り」や「主観的印象論」、あるいはデータなき「誇大理論」に陥らずに、いかに調査・研究していくかを考えることは、コンテンツ研究を学問として成立させる上でも重要な課題であろう。今回の例会では、同人誌製作者や鉄道ファンについて、質的・量的研究を行って来られた、3人の研究者の方に、これまでの研究成果についてご発表いただく。その上で、趣味文化についてどういった問いを立てられたか、研究対象をどういう理論的関心に基づいて構成したか、いかに回答者やインフォーマント(情報提供者)を探し出したか、先行研究をどのように集めたか、いかなる枠組みを用いて分析を行ったか、といった課題について、フロア全体で議論を行う。趣味文化の経験的研究にまつわる実践的・理論的問題について、さまざまな方々と情報交換ができれば幸いである。

日時:

6月26日(土)

場所:

東京工業大学田町キャンパス

参加費:

500円 (予定、会員は無料)

司会:

七邊信重 (東京工業大学エージェントベース社会システム科学研究センター)

発表者:

浅野智彦 (東京学芸大学)
玉川博章 (メディア開発綜研)
小山友介 (芝浦工業大学)