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会長のコンテンツ日記
会長のコンテンツ日記 その13
- 2010-04-20 (火)
- ブログ
なんと昨年の9月24日以来のブログ更新です。
ご無沙汰しております。本学会で会長を
つとめさせていただいております
吉田です。
今年度も勤務先の東北芸術工科大学にて
「コンテンツ作品分析」と銘打った鑑賞会を
毎週月曜日に実施いたします。
昨日は今年度の第1回として、
■『ルパン三世』
第145話「死の翼アルバトロス」(1980)
第155話「さらば愛しきルパンよ」(1980)
■『スーパーマン』 (1941)
The Mechanical Monsters
を連続して鑑賞しました。
やはり宮崎駿さんの過去作品に関する
知識と、それを自身の作品に昇華させる
技術は、コンテンツクリエイターの鏡である!
ということを実感しました。
なお、今年度は担当している正規授業
「アニメ・プロデュース論」でも
作品上映を考えておりますので、
そちらもいずれブログでいろいろ
書かせていただきます。
遅ればせながら、今年度も
コンテンツ文化史学会を
よろしくお願いいたします!
※なお、学生に配布したチラシのイラストは学会誌の
表紙やHPでもおなじみの、こさささこさんに
お願いしてます!
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会長のコンテンツ日記 その12
- 2009-09-24 (木)
- ブログ

そんなこんなで7月以来の日記の更新です。
去る9月7日、東北芸術工科大学で
「夏休みコンテンツまつり」を
開催いたしました!
上映スケジュールは下記のとおりです。
===================
①9:00~10:35『獣人雪男』
特撮映画、1955年、95分
『ゴジラ』(1954)の制作会社、スタッフによる作品。
隠れ里と雪男との関わりを悲劇的に描く。
差別問題などの諸要因によって、国内では過去に(正式な)
ソフト化は一切されていない。
②10:45~11:10『猫目小僧』
ゲキメーション、1976年、25分
楳図かずおの代表作をアニメ化。切り抜かれた絵を動かし
直接撮影するゲキメーションという技法で制作したカルト作品。
1977年「富士フィルム技術賞」受賞。未DVD化。
③11:20~11:45『超人バロム1』
テレビ特撮、1972年、25分
『仮面ライダー』(1971)のスタッフが劇画家・さいとうたかおの
原作を得て制作したテレビ特撮。テレビ放送文化史に刻まれた
「ドルゲ事件」に初めて対応した29話「魔人ウロコルゲが
ドルゲ菌をバラまく!!」を上映。グロテスクなドルゲ魔人にも注目。
④11:55~12:20『超合体魔術ロボ ギンガイザー』
テレビアニメ、1977年、25分
『ガンダム』以前の典型的なロボットアニメ。
ロボットの変形・合体があまりに複雑であるため、玩具での完全再現は
不可能といわれていたが、今年の9月に限定発売!
第1話「出動だ! ギンガイザー」を上映。
⑥13:10~14:20『幻夢戦記レダ』
OVA、1985年、70分
OVA黎明期の傑作のひとつ。音楽好きの少女が異世界に召喚され、
甲冑姿に変身し、巫女の少女の協力を得ながら、大剣をふるって
イケメンの敵を倒す、という80年代オタク好みの作品。
⑦14:30~15:25『恐怖劇場アンバランス』
テレビドラマ、1973年、55分
円谷プロが大人をターゲットに制作した怪奇ドラマだが、
あまりの恐さに3年間、お蔵入り。今回は60~70年代を代表する
アングラ劇団「状況劇場」を主宰した唐十郎が劇中劇を展開する
第4話「仮面の墓場」を上映。
⑧15:35~16:35『機動警察パトレイバー』
OVA、1988年、60分
押井守、ゆうきまさみ、高田明美らがタッグを組んだOVA中興の祖。
初めてセル専用で作られた記念すべき作品。なかでも評価の高い
第5~6話「二課の一番長い日」を上映。
⑨16:45~17:10『仮面ライダーアマゾン』
テレビ特撮、1974年、25分
元祖・異色ライダー。最初は言葉が話せないという設定だった。
第1話「人か? 野獣か? 密林から来た凄い奴!」を上映。
⑩17:20~17:45『魔法のプリンセス ミンキーモモ』
テレビアニメ、1982年、25分
80年代型魔女っ子アニメの先駆け。驚愕の展開をみせる
第46話「夢のフェナリナーサ」を上映。
⑪17:55~19:35『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』
映画、1966年、100分
石井輝男が監督し、暗黒舞踏家・土方巽が主演した究極の怪作。
奇形・欠損など差別的な表現が多くを占めており、国内では
ソフト化できない。
===================
さすがに疲れました…
もちろん、楽しい夏休みを過ごしに
山形の吉田邸に合宿に来た
4人の東大生も、これに
強制参加させられました(笑)
ということで、懇親会も盛り上がり
芸工大と東大生の交流も
果たせたので、教員としては
満足しております。
また、若い学生から、さまざまな
評価をされている過去のコンテンツを
鑑賞した感想を直接聞けて、
私自身も勉強になりました。
後期は授業が詰まっている
関係で、前期のような上映会は
できない感じなので、
次回からは、舞台を吉田家の
お茶の間にうつし、
「その日に観たLDの感想」
みたいな日記になるかと
存じますので、お楽しみ?に!!
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会長のコンテンツ日記 その11
- 2009-07-24 (金)
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芸工大で開催してきました
自主講義「コンテンツ作品分析」
もいよいよ最終回になりました。
最後の作品は、もちろん!

これしかないですよね☆
改めてみるとほんと面白い。
ちょうどリアル中二でこのアニメを劇場に
観に行ったというのは、
ある意味、得難い体験だったなあ、
と思い返す今日このごろです。
♪ほうり投げたブ~メラン~
しかし後期は忙しさが倍増するので
上映会はちょっと厳しいなあ…
ってことで、9月の初めに
大上映会を企画中です!
経過などはまたこちらで
ご報告させていただきますね~
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会長のコンテンツ日記 その10
- 2009-07-17 (金)
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山形市内もいよいよ盆地の本領を発揮し、
暑い暑い季節になってまいりました。
芸工大の自主講義「コンテンツ作品分析」も
いよいよゴールが見えてきました。

第8回にはついに問題作の『ガンドレス』を取り上げました。
ともかく学生には制作上のスケジューリングと
リスクヘッジの重要性を学んでほしいとの願いで
あえて未完成版(劇場上映版)を観ました。
ある意味、これまでで最も切ない上映会となりました…

そして第9回は『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』です!
これも海外文化と日本製コンテンツの融合の
面白さと難しさ、さらには権利ビジネスの
問題点など、内容以外の部分でも
説明するところが満載ですが、それよりも
若い学生にはこの破天荒さを見直して
もらいたい!という気持ちもありました。
参加者が少なかったので、調子にのって
タイ版のモッデーン(仮面ライダー)も
見せてしまったのはちょっと反省☆
次回は最終回ということで、
もちろんあれを鑑賞しますよ!!
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会長のコンテンツ日記 その9
- 2009-06-30 (火)
- ブログ
先日(2009年6月28日)の第1回例会には
予想を上回る多くの方々にご参加いただき、
まことにありがとうございました!
本学会では、夏~秋に第2回例会、10月には学会誌2号刊行、
11月には大会(シンポジウム)の開催を予定しておりますので、
是非ご参加ください。
また、本学会は学会員の皆様によって支えられている
完全自立型の学会ですので、コンテンツ全般の
文化的研究に興味のある方が周囲にいらっしゃれば
本学会へお誘いいただければ幸いです。
閑話休題
そんなわけで、東北芸術工科大学での
自主講義「コンテンツ作品分析」では
6月15日(月)に『メガゾーン23』(’85)
6月22日(月)に『狂い咲きサンダーロード』(’80)
を取り上げました!!

『メガゾーン23』は初期OVAの傑作という
位置づけのみならず、支配・被支配の構図が
実に80年代的で、それに対する主人公の
反応と対応に時代がよく表れていると
いまさらながらに感心しました!
でも、昔も今も、あの結末には
ある種の脱力感(無力感?)が
つきまとうらしく、鑑賞していた
若い学生諸君も少々ぐったりしてました(苦笑)

『狂い咲き~』も、実は作品世界の
構図やストーリー展開が(少し乱暴な
言い方ですが)『メガゾーン』と
類似している部分が少なからずあって、
学生にもそこに気がついて欲しかった、
要するに70年代的ではない
80年代的なるものの雰囲気を
感じとってもらえれば大成功!!
と思ってました。
とりわけ、80年代初頭の
オタク文化と不良文化には
(その閉鎖性のみならず)
実は多いに類似点があると
感じてます。
とはいえ、『狂い咲き』ラストの
爽快感に匹敵する映画なんざ
めったにねえじゃんよ!と感慨に
ふける私は東京都某A区の生まれ(笑)
「やってやろうじゃんよ!」
「上等だぜ!!」
って、ほんとに言い合ってる現場に
何度も遭遇していることは自慢!
して…いいのかなあ…
てことで、次回は
『ガンドレス』、その次は
ハヌマーンと問題作が
続く自主講義なのであった。
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会長のコンテンツ日記 その8
- 2009-06-18 (木)
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ご報告が遅れましたが、自主講義
「コンテンツ作品分析」で、ついに
『伝説巨神イデオン』の
接触編と発動編をいっきに
鑑賞しました!!
この救いがあるようでないような
エンディングは、「暗さ」をひきずりながら
「明るさ」に進んでいく80年代初頭の
社会状況を反映していると思うと
感慨ぶかいです。
ちなみに実際の芸工大の授業である
「アニメ・プロデュース論」(月曜2限)
のほうでは、80年代論が終わらずに
泣いてます…
一般的なコンテンツ文化の状況説明で1回、
80年代的アングラ文化の説明で1回半、
ようやく80年代テレビアニメ論に入って
1983年までたどりつきました!(半回)
これから1989年までのテレビアニメの
話を総括して(1回)、OVAの誕生と発達の
話をして(1回)、80年代コンテンツ文化を
象徴するテレビゲームの話をする(1~2回)、
という予定になってます…
えっ!結局6月中は80年代から抜け出せないのか!
いくら「いまが一番いい時代だって」(by高中由唯@メガゾーン23)
、ちょっと授業回数が大杉か!
ということで?イデオンの次の作品鑑賞は
「メガゾーン23」に決定ですな(笑)
「淋しくて眠れない」なんて言わせないよ!!!
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会長のコンテンツ日記 その7
- 2009-06-08 (月)
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先日の芸工大の上映会では、ついに
某12話と某24話を観ましたよ!
感想は…あえて言いますまい(笑)
まあ、普段より参加者が異様に多かった
というのが感想でしょうか(苦笑)
そして本日は「イデオン」の
接触編&発動編をいっきに観ます!!
3時間!ということで、学生さんには
苦行かも(笑)
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会長のコンテンツ日記 その6
- 2009-05-26 (火)
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昨日の芸工大でのコンテンツ作品鑑賞は
『仮面ライダー』でした!
鑑賞したのは
第1話「怪奇蜘蛛男」
第13話「魔人サボテグロンの襲来」
第40話「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」
の3話です。
江戸川乱歩的な世界をほうふつとさせる第1話から、
佐々木剛の参加で明るくなっていく第13話、
そして、当時の子供が狂喜したダブルライダー編まで、
相当に世界感が変化していくわけですが、
その変遷がことごとく世間に受け入れられていく、
という歴史的コンテンツが共通して持つ因子が
色濃くて、勉強になりました。
などといいかながら、私自身はといえば
「やっぱり戦闘員はベレー帽だよね」
などとあらぬことを考えていたのですが(笑)
来週はついに某12話と某24話の
鑑賞です!
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会長のコンテンツ日記 その5
- 2009-05-20 (水)
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昨日、芸工大の作品分析で「ウルトラQ」「ウルトラマン」を鑑賞しました。
ウルトラQは第1話「ゴメスを倒せ!」、
ウルトラマンは第1話「ウルトラ作戦第一号」と第2話「侵略者を撃て」です。
それにしても山形に来てから異様に何度も
ウルトラマンを鑑賞してる気がしますが(笑)、
それでも大教室の大きなスクリーンで鑑賞すると
また違った感動がありました!
というわけで、来週は「仮面ライダー」を
鑑賞する予定です。
なお、上記のイラストは、こさささこさんが
この自主授業のために描いてくれたものです!
ありがとうございます!!!
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会長のコンテンツ日記 その4
- 2009-05-14 (木)
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一昨日、東北芸術工科大学の自主講義で
以下の作品の鑑賞・分析を行いました。
まずは1960年代の手塚治虫原作のアニメを2本
『鉄腕アトム』
1963年1月1日から放送が開始された記念碑的テレビアニメ。
とりあえず1話のアトムの誕生エピソードを鑑賞。
『どろろ』
1969年放送のテレビアニメ。
上記のアトムから6年後の制作ということもあり、
表現手法などが格段に進歩していて、面白い。
こちらも第1話を鑑賞。
続いて、少し時代を遡って1950年代の
短編アニメを2本。
『ふくすけ』
「フクちゃん」でおなじみの漫画家・横山隆一が
立ち上げた「おとぎプロ」の作品。1957年。
おおらかでユーモラスな内容と
芸術的な表現のマッチングが素晴らしい。
『こねこのスタジオ』
東映アニメ設立初期の作品。1959年。
アニメならではの動きの面白さが
堪能できる森やすじの傑作。
===============
コンテンツ文化史について講義している
東北芸術工科大学の「アニメ・プロデュース論」ですが、
いよいよ時代論に突入しました。
まずは1950年代のコンテンツ文化に
ついてお話をさせていただき、
来週は1960年代のお話をさせて
いただきます。
今回の作品鑑賞・分析は50年代と60年代の
アニメを同時にみることで、その差異などを
感じとっていただくことが目的でした。
ご参加いただいた学生さんの反応が楽しみです
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