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会長のコンテンツ日記

会長のコンテンツ日記 その13

なんと昨年の9月24日以来のブログ更新です。
ご無沙汰しております。本学会で会長を
つとめさせていただいております
吉田です。

今年度も勤務先の東北芸術工科大学にて
「コンテンツ作品分析」と銘打った鑑賞会を
毎週月曜日に実施いたします。

昨日は今年度の第1回として、

■『ルパン三世』
第145話「死の翼アルバトロス」(1980)
第155話「さらば愛しきルパンよ」(1980)

■『スーパーマン』 (1941)
The Mechanical Monsters

を連続して鑑賞しました。

やはり宮崎駿さんの過去作品に関する
知識と、それを自身の作品に昇華させる
技術は、コンテンツクリエイターの鏡である!
ということを実感しました。

なお、今年度は担当している正規授業
「アニメ・プロデュース論」でも
作品上映を考えておりますので、
そちらもいずれブログでいろいろ
書かせていただきます。

遅ればせながら、今年度も
コンテンツ文化史学会を
よろしくお願いいたします!

※なお、学生に配布したチラシのイラストは学会誌の
表紙やHPでもおなじみの、こさささこさんに
お願いしてます!

会長のコンテンツ日記 その12

夏休みコンテンツまつり

そんなこんなで7月以来の日記の更新です。

去る9月7日、東北芸術工科大学で
「夏休みコンテンツまつり」を
開催いたしました!

上映スケジュールは下記のとおりです。

===================
①9:00~10:35『獣人雪男』
 特撮映画、1955年、95分
 『ゴジラ』(1954)の制作会社、スタッフによる作品。
 隠れ里と雪男との関わりを悲劇的に描く。
 差別問題などの諸要因によって、国内では過去に(正式な)
 ソフト化は一切されていない。

②10:45~11:10『猫目小僧』
 ゲキメーション、1976年、25分
 楳図かずおの代表作をアニメ化。切り抜かれた絵を動かし
 直接撮影するゲキメーションという技法で制作したカルト作品。
 1977年「富士フィルム技術賞」受賞。未DVD化。

③11:20~11:45『超人バロム1』  
 テレビ特撮、1972年、25分
 『仮面ライダー』(1971)のスタッフが劇画家・さいとうたかおの
 原作を得て制作したテレビ特撮。テレビ放送文化史に刻まれた
 「ドルゲ事件」に初めて対応した29話「魔人ウロコルゲが
 ドルゲ菌をバラまく!!」を上映。グロテスクなドルゲ魔人にも注目。

④11:55~12:20『超合体魔術ロボ ギンガイザー』  
 テレビアニメ、1977年、25分
 『ガンダム』以前の典型的なロボットアニメ。
 ロボットの変形・合体があまりに複雑であるため、玩具での完全再現は
 不可能といわれていたが、今年の9月に限定発売! 
 第1話「出動だ! ギンガイザー」を上映。

⑥13:10~14:20『幻夢戦記レダ』
 OVA、1985年、70分
 OVA黎明期の傑作のひとつ。音楽好きの少女が異世界に召喚され、
 甲冑姿に変身し、巫女の少女の協力を得ながら、大剣をふるって
 イケメンの敵を倒す、という80年代オタク好みの作品。

⑦14:30~15:25『恐怖劇場アンバランス』  
 テレビドラマ、1973年、55分
 円谷プロが大人をターゲットに制作した怪奇ドラマだが、
 あまりの恐さに3年間、お蔵入り。今回は60~70年代を代表する
 アングラ劇団「状況劇場」を主宰した唐十郎が劇中劇を展開する
 第4話「仮面の墓場」を上映。

⑧15:35~16:35『機動警察パトレイバー』  
 OVA、1988年、60分
 押井守、ゆうきまさみ、高田明美らがタッグを組んだOVA中興の祖。
 初めてセル専用で作られた記念すべき作品。なかでも評価の高い
 第5~6話「二課の一番長い日」を上映。

⑨16:45~17:10『仮面ライダーアマゾン』  
 テレビ特撮、1974年、25分
 元祖・異色ライダー。最初は言葉が話せないという設定だった。
 第1話「人か? 野獣か? 密林から来た凄い奴!」を上映。

⑩17:20~17:45『魔法のプリンセス ミンキーモモ』 
 テレビアニメ、1982年、25分
 80年代型魔女っ子アニメの先駆け。驚愕の展開をみせる
 第46話「夢のフェナリナーサ」を上映。

⑪17:55~19:35『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』  
 映画、1966年、100分
 石井輝男が監督し、暗黒舞踏家・土方巽が主演した究極の怪作。
 奇形・欠損など差別的な表現が多くを占めており、国内では
 ソフト化できない。
===================

さすがに疲れました…

もちろん、楽しい夏休みを過ごしに
山形の吉田邸に合宿に来た
4人の東大生も、これに
強制参加させられました(笑)

ということで、懇親会も盛り上がり
芸工大と東大生の交流も
果たせたので、教員としては
満足しております。

また、若い学生から、さまざまな
評価をされている過去のコンテンツを
鑑賞した感想を直接聞けて、
私自身も勉強になりました。

後期は授業が詰まっている
関係で、前期のような上映会は
できない感じなので、
次回からは、舞台を吉田家の
お茶の間にうつし、
「その日に観たLDの感想」
みたいな日記になるかと
存じますので、お楽しみ?に!!

会長のコンテンツ日記 その11

芸工大で開催してきました
自主講義「コンテンツ作品分析」
もいよいよ最終回になりました。

最後の作品は、もちろん!

ビューティフルドリーマー

これしかないですよね☆
改めてみるとほんと面白い。

ちょうどリアル中二でこのアニメを劇場に
観に行ったというのは、
ある意味、得難い体験だったなあ、
と思い返す今日このごろです。

♪ほうり投げたブ~メラン~

しかし後期は忙しさが倍増するので
上映会はちょっと厳しいなあ…

ってことで、9月の初めに
大上映会を企画中です!
経過などはまたこちらで
ご報告させていただきますね~

会長のコンテンツ日記 その10

山形市内もいよいよ盆地の本領を発揮し、
暑い暑い季節になってまいりました。

芸工大の自主講義「コンテンツ作品分析」も
いよいよゴールが見えてきました。

ガンドレス
第8回にはついに問題作の『ガンドレス』を取り上げました。
ともかく学生には制作上のスケジューリングと
リスクヘッジの重要性を学んでほしいとの願いで
あえて未完成版(劇場上映版)を観ました。
ある意味、これまでで最も切ない上映会となりました…

ハマヌーン
そして第9回は『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』です!
これも海外文化と日本製コンテンツの融合の
面白さと難しさ、さらには権利ビジネスの
問題点など、内容以外の部分でも
説明するところが満載ですが、それよりも
若い学生にはこの破天荒さを見直して
もらいたい!という気持ちもありました。
参加者が少なかったので、調子にのって
タイ版のモッデーン(仮面ライダー)も
見せてしまったのはちょっと反省☆

次回は最終回ということで、
もちろんあれを鑑賞しますよ!!

会長のコンテンツ日記 その9

先日(2009年6月28日)の第1回例会には
予想を上回る多くの方々にご参加いただき、
まことにありがとうございました!

本学会では、夏~秋に第2回例会、10月には学会誌2号刊行、
11月には大会(シンポジウム)の開催を予定しておりますので、
是非ご参加ください。

また、本学会は学会員の皆様によって支えられている
完全自立型の学会ですので、コンテンツ全般の
文化的研究に興味のある方が周囲にいらっしゃれば
本学会へお誘いいただければ幸いです。

閑話休題

そんなわけで、東北芸術工科大学での
自主講義「コンテンツ作品分析」では
6月15日(月)に『メガゾーン23』(’85)
6月22日(月)に『狂い咲きサンダーロード』(’80)
を取り上げました!!

メガゾーン
『メガゾーン23』は初期OVAの傑作という
位置づけのみならず、支配・被支配の構図が
実に80年代的で、それに対する主人公の
反応と対応に時代がよく表れていると
いまさらながらに感心しました!
でも、昔も今も、あの結末には
ある種の脱力感(無力感?)が
つきまとうらしく、鑑賞していた
若い学生諸君も少々ぐったりしてました(苦笑)

狂い咲きサンダーロード
『狂い咲き~』も、実は作品世界の
構図やストーリー展開が(少し乱暴な
言い方ですが)『メガゾーン』と
類似している部分が少なからずあって、
学生にもそこに気がついて欲しかった、
要するに70年代的ではない
80年代的なるものの雰囲気を
感じとってもらえれば大成功!!
と思ってました。

とりわけ、80年代初頭の
オタク文化と不良文化には
(その閉鎖性のみならず)
実は多いに類似点があると
感じてます。

とはいえ、『狂い咲き』ラストの
爽快感に匹敵する映画なんざ
めったにねえじゃんよ!と感慨に
ふける私は東京都某A区の生まれ(笑)
「やってやろうじゃんよ!」
「上等だぜ!!」
って、ほんとに言い合ってる現場に
何度も遭遇していることは自慢!
して…いいのかなあ…

てことで、次回は
『ガンドレス』、その次は
ハヌマーンと問題作が
続く自主講義なのであった。

会長のコンテンツ日記 その8

イデオン

ご報告が遅れましたが、自主講義
「コンテンツ作品分析」で、ついに
『伝説巨神イデオン』の
接触編と発動編をいっきに
鑑賞しました!!

この救いがあるようでないような
エンディングは、「暗さ」をひきずりながら
「明るさ」に進んでいく80年代初頭の
社会状況を反映していると思うと
感慨ぶかいです。

ちなみに実際の芸工大の授業である
「アニメ・プロデュース論」(月曜2限)
のほうでは、80年代論が終わらずに
泣いてます…

一般的なコンテンツ文化の状況説明で1回、
80年代的アングラ文化の説明で1回半、
ようやく80年代テレビアニメ論に入って
1983年までたどりつきました!(半回)
これから1989年までのテレビアニメの
話を総括して(1回)、OVAの誕生と発達の
話をして(1回)、80年代コンテンツ文化を
象徴するテレビゲームの話をする(1~2回)、
という予定になってます…

えっ!結局6月中は80年代から抜け出せないのか!

いくら「いまが一番いい時代だって」(by高中由唯@メガゾーン23)
、ちょっと授業回数が大杉か!

ということで?イデオンの次の作品鑑賞は
「メガゾーン23」に決定ですな(笑)
「淋しくて眠れない」なんて言わせないよ!!!

会長のコンテンツ日記 その7

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先日の芸工大の上映会では、ついに
某12話と某24話を観ましたよ!

感想は…あえて言いますまい(笑)

まあ、普段より参加者が異様に多かった
というのが感想でしょうか(苦笑)

そして本日は「イデオン」の
接触編&発動編をいっきに観ます!!
3時間!ということで、学生さんには
苦行かも(笑)

会長のコンテンツ日記 その6

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昨日の芸工大でのコンテンツ作品鑑賞は
『仮面ライダー』でした!

鑑賞したのは
第1話「怪奇蜘蛛男」
第13話「魔人サボテグロンの襲来」
第40話「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」
の3話です。

江戸川乱歩的な世界をほうふつとさせる第1話から、
佐々木剛の参加で明るくなっていく第13話、
そして、当時の子供が狂喜したダブルライダー編まで、
相当に世界感が変化していくわけですが、
その変遷がことごとく世間に受け入れられていく、
という歴史的コンテンツが共通して持つ因子が
色濃くて、勉強になりました。

などといいかながら、私自身はといえば
「やっぱり戦闘員はベレー帽だよね」
などとあらぬことを考えていたのですが(笑)

来週はついに某12話と某24話の
鑑賞です!

会長のコンテンツ日記 その5

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昨日、芸工大の作品分析で「ウルトラQ」「ウルトラマン」を鑑賞しました。

ウルトラQは第1話「ゴメスを倒せ!」、
ウルトラマンは第1話「ウルトラ作戦第一号」と第2話「侵略者を撃て」です。

それにしても山形に来てから異様に何度も
ウルトラマンを鑑賞してる気がしますが(笑)、
それでも大教室の大きなスクリーンで鑑賞すると
また違った感動がありました!

というわけで、来週は「仮面ライダー」を
鑑賞する予定です。

なお、上記のイラストは、こさささこさんが
この自主授業のために描いてくれたものです!
ありがとうございます!!!

会長のコンテンツ日記 その4

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一昨日、東北芸術工科大学の自主講義で
以下の作品の鑑賞・分析を行いました。

まずは1960年代の手塚治虫原作のアニメを2本

『鉄腕アトム』
1963年1月1日から放送が開始された記念碑的テレビアニメ。
とりあえず1話のアトムの誕生エピソードを鑑賞。

『どろろ』
1969年放送のテレビアニメ。
上記のアトムから6年後の制作ということもあり、
表現手法などが格段に進歩していて、面白い。
こちらも第1話を鑑賞。

続いて、少し時代を遡って1950年代の
短編アニメを2本。

『ふくすけ』
「フクちゃん」でおなじみの漫画家・横山隆一が
立ち上げた「おとぎプロ」の作品。1957年。
おおらかでユーモラスな内容と
芸術的な表現のマッチングが素晴らしい。

『こねこのスタジオ』
東映アニメ設立初期の作品。1959年。
アニメならではの動きの面白さが
堪能できる森やすじの傑作。

===============
コンテンツ文化史について講義している
東北芸術工科大学の「アニメ・プロデュース論」ですが、
いよいよ時代論に突入しました。
まずは1950年代のコンテンツ文化に
ついてお話をさせていただき、
来週は1960年代のお話をさせて
いただきます。

今回の作品鑑賞・分析は50年代と60年代の
アニメを同時にみることで、その差異などを
感じとっていただくことが目的でした。
ご参加いただいた学生さんの反応が楽しみです

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